サラリーマンは会社に搾取されている?!
このように言う方がいます。
「サラリーマンは会社に良いように搾取されている」
「営業の予算半期1000万だってさ、給料は半期250万だよ・・
会社に良いようにやられてるよなぁ。」
よく会社の歯車のように動かされていると例えることがあります
もちろん営業して稼いだ分が個人の所得となってしまえば
間違いなく会社は潰れます。
では会社の「利益」はどのようにして生まれているのか。
まず前提として
会社員の給料は自分が生み出したお金を頂いているわけではないことが
今までの説明でわかると思います。
予算1000万⇒結果1200万
褒められて、昇格が早くなるなどがあるだけで
給料が予算より200万増えたから200万そのままペイされる
わけでもありません。
逆に予算に達成していない場合は叱られる、減給といった
ことにつながると思います。
「労働力の仕入れ値」と「労働力の生み出した価値」
このギャップが会社の利益となります。
これを「剰余価値」といいます。
つまり搾取されていると言われる起源は
ズバリここにあります。
総労働時間において
自分の給料分の価値を生み出す時間と
会社の利益のために価値を生み出す時間
いわばボランティアのようなものといえるでしょう。
会社が存続していくためには必要なことですが
サラリーマンは一生会社に搾取され続けるとの
マルクスの教えがあります。
あなたはこのことをどのように考えますか?